若木信吾監督第二作目となる映画『トーテムsongforhome』の公開を記念して、初監督作品『星影のワルツ』を上映します。自身がモデルの主人公と、祖父・琢次との、ファインダーを通して見えてくる絆を描いた感動作。祖父や幼なじみとのなにげなく交わされる日常のやりとりが観る者に懐かしさをよびおこし、「大切なもの」へ向けられた優しさに満ち溢れた作品です。新作『トーテムsong for home』にも通ずる若木監督のまなざしがそこにはありました。
□イントロダクション
私的な思い出が映画になり、心の奥にしまってあった大切な感情が他者の心の中で生き始める。若木信吾が99年に発表した写真集「Takuji」は、2004年に他界した彼の祖父、啄次さんを被写体として撮影された家族の想い出のスナップ写真のようなスタイルで作られている。そこにはおよそ20年間に渡り、孫から高齢の祖父を見つめ続けた温かな視線劇がタイムカプセルのように封印されている。そして今、その映像は、啄次さんを演じる俳優、上方漫才の巨匠、喜味こいしを得て、『星影のワルツ』という一本の映画として動き始めた。ドキュメンタリーと見紛う淡々とした演出のなかに息づいているのは、まさに「本物の感情」であり、ドキュメンタリー以上にリアルで切ない。観客は、フィクションと虚構の狭間で、自分自身が田舎に帰省した映像を見せられているような奇妙に懐かしい時間と空間を彷徨っているうちに、一つの事件をきっかけにして物語の持つ魔力に引き込まれていく。
□監督より
『祖父と写真を撮りに出かけるのが好きだった。ずっとそうしていたかった。そんな思いで脚本を書いた。だからこの映画の半分は実際に起こった事ではない。僕が祖父にして欲しかった事、それを眼の前で見たくてこの映画を撮った。』ー若木信吾
監督・脚本・撮影:若木信吾
プロデューサー:谷口宏幸
脚本協力:西川美和
出演:喜味こいし、山口信人、渥美英二、磯部弘康、神埼千賀子、影山宜伸、吉井裕海
2006/日本/カラー/97分/ビスタサイズ/ステレオ
制作:東北新社
製作・配給:ヤングトゥリーフィルムズ
日時:7月31日(土) 20:30〜22:30くらいまで
場所:アルバス2階ギャラリー
定員:20名(予約制/先着順) ※キャンセルの場合は、3日前までにご連絡ください。
参加費(料金):1300円<要予約>
albus | アルバス写真ラボ 〒810-0023 福岡県福岡市中央区警固2-9-14 TEL:092-791-9335 Copyright(C) 2009 albus co,.Ltd. albusへのお問い合わせはこちら.

